上級ウェブ解析士は難しいという声
2014年に入り「上級ウェブ解析士の講座は難しい」という声が増えてきました。
- やることが増えているのからか
- 講座の内容なのか
まずこの2点から考えます
やることが増えているからか
上級ウェブ解析士は、やることが増えています。
「やること」これは2013年に比べてもそうですが、初級に比べて「やること」が増えています。
- マーケティングフレームワーク(事前課題)
- アクセス解析レポートコメント制作(事前課題)
- マーケティング計画書(課題)
- 試験
- 修了レポート(課題)
初級ウェブ解析士は、自宅で勉強をすれば試験を受けるだけです。
しかし上級は課題が5点もあります。
そして2013年から上級ウェブ解析士のDay1でDay2のテキストも配っています。
これは「予習をしてください」という意味です。
私の講座では必ず伝えます。
「Day2当日に試験があるので、必ず予習をしてください。」
講座の内容なのか
初級ウェブ解析士認定講座は、用語の意味や計算方法、ツールについてなど、
ウェブの仕事に関わるためのエントリー向けの内容になっています。
上級ウェブ解析士認定講座は、マーケティングの知識、現状把握のための分析方法、
ビジネスの基本的な考え方から始まり、ウェブサイトを軸にしたビジネス成果に対する解決方法を学びます。
つまり、ウェブの仕事「だけ」の視点ではなく、経営(マネジメント)の部分のも少し触れます
MBAを持っている受講生からよく聞く声「これは経営ですね」
そのとおりです。
現場の視点ではなく経営の視点も入るのが上級ウェブ解析士認定講座です。
なぜ難しい
まず上級ウェブ解析士認定講座ですが、(私の講座の場合)お申込みいただいた合格まで1ヶ月以上の期間が必要です。講座から換算をすると1ヶ月です。初級は試験日数日前からの勉強でなんとかなりますが、上級はなんともなりません。
そしてDay2は試験があります。試験は選択ではなく記述式です。
記述式ができるようになるには、アウトプットができなければならずつまり理解度が高くなければ無理です、ですので予習をするようお願いしています。
片手間では合格はできません、ただし講師の伝えることやお願いすることを理解いただければ合格へ導きます。
私は最初に「初級は知識の確認、現場は最低 上級からが勝負です、でも上級とってもスタートです」と伝えています。
上級ウェブ解析士認定講座は、大手ウェブ会社さんがOJTで時間をかけて学ぶことを2日間で伝えます。皆さんはこの内容を1ヶ月で理解する必要があります。
「難しい」より「ハード」なのです
実は難しいのではなくハードなのです。
上に書きましたが講師の伝えることやお願いそすることを理解いただければ合格へ導きます。
講師はみなさんを落とすために講座をすすめてるわけではありません。
ウェブ解析という仕事についてもらい、事業成果を出すため皆さんに成果を出してもらいたいと思っているのです。
だから「難しい」のではなく「ハード」なのです。
1ヶ月ウェブ解析の勉強に集中する!という意識のもと講座を受けてください。
「ハード」は「難しい」ことではありません、皆さんの気持ち次第なのです。
がんばりましょう!