目次
マーケティングの定義からはじめる
マーケティングの理想は、販売を不要にすることである
マーケティングの理想は販売を不要にすることである | 実践するドラッカー【事業編】 | ダイヤモンド・オンライン
ウキペディアの中では
マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
つまりマーケティングは1つの活動。
その活動は顧客目線であり、顧客が価値を得られるようにする必要があります。
ただ、インターネットでマーケティングを検索をすると
集客やユーザー獲得の方法(やり方)だけが強調され、価値を得られるようにする在り方について語られているWebサイトを発見することがなかなかできません。
発見されるWebマーケティング
「顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ために
Webマーケティングをすすめる側から、集客するより意識するより、発見される活動が必要です。
発見されるためには、Webマーケティングをすすめる企業側が、在り方を発信し続けること、
在り方にはお客さまの課題が解決できる内容を入れること。
顧客(お客さま)はいつも課題を解決したいという意図を持っています。
意図をもとに探す(検索)行動をすすめていきます。
検索をした中からあなたの会社が発見されること、これがWebマーケティングの今の在り方です。
コンテンツマーケティングにおける消費者行動
マーケティングの中に消費者行動や消費者モデルという考え方(フレームワーク)があります。
AIDMA
- Attention:認知・注意
- Interest:興味・関心
- Desire:欲求
- Motive:動機
- Action:行動
AISAS
- Attention:認知・注意
- Interest:興味・関心
- Search:検索
- Action:行動
- Shere:共有
ともにA(認知や注意)から始まっています。
ASISASは電通が1995年に提唱したものです、認知のあとに検索があります。
スマートフォンが普及し、検索という行動が当たり前になった現在 AISAS という行動は過去のものとなってしまいました。
今のお客さまは 発見 がスタートとなっています。
DECAX という考え方が今の基準となっています。
それが発見(Discovery)→関係作り(Engage)(理性的態度による)確認や注意(Check)行動(Action)→体験と、それの共有(eXperience)からとった「DECAX(デキャックス)」というものです。
体験の重要性
今のお客さまは情報を待つことより、課題が大きければ大きいほど、発見するための行動をとります。
そして、発見した途端、体験を積み重ねます。
体験によりお客さまは自分でここちの良い解釈へと変化し消化します。
そのため、体験はとても大切。
少しでもネガティブな要素が発生してしまうと、お客さまは拒否をします。
拒否されないために、コンテンツを精査する必要があります、常に効果測定を行うということです。
共有は仲間を増やすこと
消化した体験は、そのままにせず他人へ紹介をします。
紹介する行動が共有です。
ソーシャルメディアの時代、共有はマーケティングの活動の中でも大切な要素です。
その昔、マーケティングの先にあるセールス活動のゴールは顧客でありながら販売でした。
今は 販売ではなく 共有してもらい推奨してもらうこと、販売はその1つでしかありません。
いつの時代もマーケティングの概念に戻る
DECAXという考え方がでてきても、結局のところ、マーケティングの概念に戻ります。
「販売を不要にすること」
この言葉の重みをじっくり考えてみましょう。