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アクセス解析やWeb解析のレポートは起承転結ではなく空・雨・傘

この記事の所要時間: 335

アクセス解析Web解析レポートは起承転結ではなく空・雨・傘

レポートの作り方ではなく、レポートのチャートメッセージや
考察などの部分のことです。

解析レポートは事業成果がでるようなメッセージが必要です。
そこには起承転結などの物語ではなく空・雨・傘という理論思考が基本です。

アクセス解析レポートの作り方を知りたい(シナリオについて)

アクセス解析レポート数字だけでは何も語れない

アクセス解析レポートをつくる時「陥る」のが、数字だけのレポート。
ディメンション(ページ名、デバイス、参照元など)に紐付け数字(指標)を一覧化します。
一覧を量で見せるレポートです。

「数字は真実を語る」この考え方も怪しく。
数字は見る側、受け取り側で解釈が変わります。
また数字は見せ方で都合のいい方向へ誘導することも可能です。

それではどうするのか
数字だけではなく、必ずメッセージを入れます。

できれば1チャート1メッセージ

貴方がパワーポイントでアクセス解析レポートをつくるならば、
1ページ毎にメッセージを入れてください。

「だから何なの?」からの卒業は 起承転結ではなく空・雨・傘

ミーティングでアクセス解析レポートを元にWeb解析について提案している時、
提案をうける側からでてくる印象で「だから何なの?」ということがあります。

これもよくある「陥る」ポイントです

ここで使うのが 空・雨・傘

  • 空を見上げた
  • 雨が降りそうだ
  • 傘を持ち歩こう

ここに理論的思考を加えます

  • 空:アクセス解析レポートそのものをみる
  • 雨:分析をして仮説をたてる
  • 傘:行動の提案(施策提案)

例)リスティング広告からの流入で特定キャンペーンがコンバージョンを出せていない

  • 空:スティング広告からの流入で特定キャンペーンがコンバージョンを出せていない
  • 雨:直帰率がサイトの基準値より高く、ページ/セッションも極端に低い
  • 傘:広告分と閲覧開始のページに原因があると考えられるため、今回は閲覧開始ページの改善をしてみましょう

参考サイト
「空・雨・傘」フレームワークは論理的思考の道しるべ

アクセス解析の空・雨・傘 には色んな解釈が存在していいから

上のようなメッセージを1枚1枚で伝えます。
その伝えたメッセージの中から素早くまたは効果的なものを施策としてさらに具体的な提案をします。

ただ、空・雨・傘 には色んな解釈が存在しています。
Web解析をするアナリストの経験(場数)やスキルで全く解釈が違います。

正解を発言するだけがアナリストの役目ではありません。
具体的な施策を提案をうける側の立場になって考えることが必要です。
(施策実行できるのか、できないのか)

セミナー開催:Google アナリティクスを使ったコミュニケーションのキホン

必要なのはWebアナリストの一方通行ではなく共有と気付きのきっかけ

Webアナリストは講師でもなく指導者でもありません、コンサルタントも指導者ではありません
課題解決のための提案をし、そのWebサイトに関わるチームへの共有から出てくる気付きを具体的にする。
そんなきっかけが必要なのです。

Webアナリストは一方通行でなくチームで共有し事業成果に向けて行動ができるように後押しをするファシリテーターであることです。

そのためにもベースとなるアクセス解析レポートにはページ毎に空・雨・傘を基準としたメッセージを加えましょう。

Google アナリティクス でのレポートは結果論だから次は

 

もう、解析レポート作成だけがアナリストやweb解析の仕事ではない