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個人的にものすごく感心した検索例があったので紹介してみる
未だに「キーワードフレーズがー」、「ゆれ表記がー」、などと、検索順位上げのためのキーワード探しでコストをかけている皆さんに、
「検索結果はフレーズでマッチするという考えは捨てたほうがいいんじゃないか」という例があったのでご紹介。
アニメの監督の名前が思い出せなかった
「君の名は。」というアニメ映画が大ヒットしているとのこと。
監督は深海誠さんで、青春をテーマにしたアニメを過去に何度か公開していたそうで人気の監督らしい。
そんなとき、ふと、「バケモノの子」の監督だれだったっけなーと。
「○○守」なのは覚えているんだけど、名字が思い出せない。さらに「守」ってアニメ監督でもうひとりいたよなーとか、余計なヒントは出てくるんだけど、肝心の名字が思い出せない。
人に尋ねるような検索をしてみた
思い出せないものをどうやって検索しようか。
友達だったら
「あの、なんだっけ、映画の、ほら、なんとか守」
って聞くだろうなーと思って、試しに
「映画 なんとか守」
で検索してみた。
googleは人工知能であると再認識した
ずばり、知りたい答えが出てきた。そうだ「細田守」だ。もう一人の別の「守」は、「押井守」だ。
検索フレーズの「なんとか」なんて、ヒットしたページのどこにも書いてないぞ。
なるほど、googleはもはやキーワードフレーズの文字マッチではなく、
「検索の意図を理解して適切な結果を出す」仕組みを現実にしてるのだ。
これを体験したとき、キーワードフレーズリストを作るのが本当に馬鹿馬鹿しい作業であるなとつくづく感じた。